カウンセリング

面接のお約束

カウンセリングの前に

カウンセリングとは

人は誰でも自分の問題を解決する能力があります。しかし、人それぞれ考え方や感じ方、問題解決のスタイルに「くせ」があるため、ご自身や当事者だけで考えていると堂々巡りに陥ったり、問題解決の手がかりを見落とすことが多いのも事実です。

カウンセリングは、臨床心理学(精神医学等の関連分野を含む)に基づいて、現状の見立てや必要な知識、心理技法の提供を通じて、もつれている糸をほぐし、見落としていた道を見つけるプロセスをお手伝いするサービスです。

ご夫婦(カップル)のご相談の場合、どちらかの味方になったり、どちらかを説得することはありません。

スタッフが守るルール ~倫理~

スタッフは、(財)日本臨床心理士資格認定協会が定める「臨床心理士倫理綱領」及び当社のルールに従います。
規定集は待合室に常備しておりますので、ご自由にご覧ください。

守秘義務

スタッフは職務上知ったクライアント様のプライバシーを社外に漏らすことはありません。
法令や倫理規定に別途規定がある場合、クライアント様のご了解を得ている場合などはこの限りではありません。

詳細は別途文書またはWebをご覧ください。

私的関係の禁止

スタッフは職務上であったクライアント様と個人的な関係を持つことはありません。それはカウンセリングを終結された後も適用されます。

~お願い~

精神科・神経科・心療内科等で受診・投薬中の方は、念のため担当医師にカウンセリングをお受けになることをお伝えください。
より適切な対応をするため、医師からのご紹介か否かにかかわらず、担当医師とコンタクトをとる場合があります。お嫌な場合はあらかじめお申し付けください。

カウンセリング後、一時的に通常よりも注意力が低下する場合があります。カウンセリング後にお車を運転される方は特にご注意ください。

サービスの性質上、他のカウンセリングと並行してお受けいただくことはご遠慮ください。カウンセリングにはさまざまなアプローチや方法があります。複数のカウンセリングを同時にお受けになると、カウンセラーごとに違うアプローチになり、かえって混乱を招いてしまうことがあります。

カウンセリングをお受けできない場合

[以下に該当される場合は、カウンセリングをお受けすることができません。]

  • 故意にスタッフへ身体的な接触をされた場合や、器物に暴力行為を行われた場合。
  • 自殺・自傷・他害をしない、緊急時にはご自身で最低限の対応をする等の自己管理をお約束いただけない場合。
  • アルコールや薬物等の影響で有意義な面接が困難な場合。
  • 守秘義務及びその他の倫理規定を厳守した上で、事例検討・学会発表・論文作成が行われることをご了解いただけない場合(事例検討以外は事前に拒否のご意向をお伝えいただければ行いません)。
  • 弊社が了承していない未払金がある場合やルール上または現実的に対応しかねることを要求した場合。
  • 当所では十分な対応ができないと考えられる場合や、信頼関係が得られないと考えられる場合など、カウンセラーの判断でカウンセリングをお受けしない場合があることをご了解いただけない場合。

※カウンセリングをお受けしない場合でも、クライアント様に責任がある場合は、ご予約どおりの面接料金を申し受けます。

カウンセリングが始まったら

カウンセラーといえどもクライアント様の心の動きすべてがわかるわけではありません。できる限りご要望に沿ってカウンセリングを行いたいと考えておりますので、ご希望や疑問、ご不満、違和感などありましたら、セッションの中でカウンセラーにお話しください。

カウンセリング後、状況や気持ちがすぐに改善される方もいらっしゃいますが、一時的に落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。こうしたお気持ちの変化はカウンセリングを進める上で重要な情報ですので、状況やお気持ちを次の面接でカウンセラーにお伝えください。

落ち込んだり、事態が悪化したと感じるのは、今まで意識しないできた問題の核心に直面したことで起こる場合が多いですが、何かがうまくいっていないサインの場合もありえますので、どう対応していくかは、カウンセラーに納得いくまでご相談ください。

ただし、体調や精神状態が著しく悪くなった場合は、可能な範囲で緊急対応をいたしますので、電話等でご相談ください。
緊急時の対応は後日のお支払いで対応いたします。
弊社営業時間外などの場合は医療機関等にご相談されるなどの対処をお願いします。

録音等について

「録音のお約束」にご同意いただければ、セッションを録音していただくことも可能です。

カウンセリングの終結

カウンセリングをお止めになるのは、理由やタイミングを問わず、クライアント様の自由です。

  • 一般的には、問題が解決した、気にならなくなった、このくらいの感じで当面やっていこうと感じられたときが終結のサインです。
  • 「そろそろ終結したい」とカウンセラーにお伝えいただければ、終結や終結後のことについてカウンセラーの考えをお伝えすることもできます。

ご予約の変更・キャンセル・遅刻

予約日時にお越しになれない場合は予約日の3日前の18時までにご連絡ください。それ以降やご連絡がない場合は、所定の料金を申し受けます。

受付が不在の場合でも、お申し出の日時を確定するために留守番電話にメッセージをお残しいただくか、メールでご連絡をくださるよう、お願いいたします。

お約束の時刻に遅刻された場合、原則としてセッションが短くなってしまいます。お時間に余裕を持ってお越しください。

その他

その他お気づきの点、ご不明な点などございましたら、受付にお問い合わせください。