カウンセリング

医療機関との違い

@はあと・くりにっくは臨床心理士によるカウンセリングルームであり、医療機関ではありません。

「心」の問題を扱う医療機関といえば、心療内科や神経科・精神科が一般的ですが、その違いについてご説明します。 また、医療機関とカウンセラーによる「心」の問題への対処の違いについてもご説明します。

「心」の問題を扱う医療機関

心療内科

日常のストレスや悩みごとのために体の調子が悪くなったり、もとからある病気が治りにくくなったりすることがあります。 軽い場合、首や肩のこり、めまい、頭痛、食欲不振、眠れない、などの体の不調が現れます。 ひどくなると、胃痛、吐き気、腹痛、便秘や下痢などの自律神経系の症状、あるいは、喘息や胃・十二指腸潰瘍、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、甲状腺機能低下症などの経過に影響することがあります。

心療内科は、あくまでも内科として、ストレスによって発症したり、慢性化・難治化した内科的疾患に対しての治療をします。 そして、体の症状をコントロールするために、内科の専門的知識に、心身医学的・心理学的知識や技法を応用します。 基本的には内科医ですので、薬物療法が中心になります。

精神科・神経科

精神科は主に精神症状(うつ病や統合失調症など)に対処する診療科です。 基本的には薬物療法と入院が中心となります。 精神分析などを学んでいる先生もいらっしゃいますが、精神科医=精神分析医ではありませんので、通常は精神科医=心の悩みを聞いてくれる先生、ではありません。

精神科で夫婦の問題の相談をしたら、「別れたら」とアドバイスされた、というような話をよく聞きますが、それは目の前の患者さんの症状をとることを考えたらそれが一番手っ取り早いからです。

カウンセラーの「心」の問題の対処法

うつ病なら薬物で治りますが、心の使い方に起因するうつ状態だとしたら、うつ状態を引き起こす心の使い方の癖を変えなければ、根本的な対処とはいえません。 食べ過ぎちゃいけない、働きすぎちゃいけない等、頭ではわかっているけどできない、自信が持てない、いつも同じパターンで失敗する・・・こういった現象が起こるのは自分の心の中(無意識)で何が起こっているのかわかっていない状態です。

無意識は自分では意識できない部分ですが、自分をもっとも強く動かす力を持っています。 この無意識を意識化したり調整する手伝いをするのもカウンセラーの仕事です。 カウンセラーはその人の心が無意識も含めてどのように機能しているかを分析し、より機能的な心の使い方ができるように働きかける方法(心理療法)を行います。

「性格」と思われているものの多くは、無意識を含めたその人の心の機能の仕方の結果ですから、これも変えることができるのです。 さらに、人の悩みの多くは対人関係に起因します。 対人関係で問題を引き起こすコミュニケーションの癖や機能不全を扱うのもカウンセラー*1です。

医療機関とカウンセラーの違い

医療機関では、主に症状の緩和方法投薬が行われます(例えば不安という症状に対しては抗不安薬を、不眠症状には睡眠導入剤や抗不安薬など症状を緩和するための薬剤を処方するのが基本です)。また、生活指導なども行われます。ただし、医療機関には心理士がいてカウンセリングを受けられる場合や、医師が精神分析等を行うこともあります。
心がつらい時にかかる診療科は幾つかありますが、以下に代表的な心療内科と精神科との違いを掲げます。
心療内科 精神科 カウンセラー
基本機能 内科的病気の治療 精神病気の治療 心の使い方の再検討を通じた問題の整理・解決
基本知識 内科学+ストレス医学 精神医学+医学一般 臨床心理学+精神医学
扱う対象 身体的な疾患で心理的な要因が考えられる場合 精神的な疾患 心理的な問題・対人関係や夫婦間の悩みなど
方法 投薬・生活指導 投薬・入院・生活指導 カウンセリング
(心理療法)
基本的プロセス 症状を聞く→病気を診断→投薬 話を聞く→心理的機能不全を査定→心理技法

*1 カウンセラーは営業をするにあたって資格が必要でないため、いろいろなカウンセラーがいます。 ここでは大学院レベルの臨床心理学と精神医学を修めた臨床心理士レベルの心理カウンセラーについて説明しています。

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