返金制度
制度趣旨
日本ではカウンセリングを受けた経験のある方はまだ少数派ですし、経験のある方でもカウンセリングにはいろいろなやり方があるため、実際に受けてみないと何が提供されるのからわからないのが実情です。 そういった面を含めてこれからカウンセリングをはじめようと考えている方にはいろいろな不安があると思われます。
それに対して私たちは、カウンセリングの内容的な面ではポリシーやカウンセリングに関する情報をできる限り公開するよう努力しておりますが、金銭的な面でも不安を軽減していただくためにこの制度を設けました。 前向きにカウンセリングを受けたにもかかわらず、@はあと・くりにっくのカウンセリングはお金を払う価値がないという結論を出されたときには、3回分(延長分を含まない)の基本料金をお返しするという制度です。
この制度は3回以上の面接を受けなければならない等の義務をクライアント様に課すものではなく、また特定のセッションがご不満な場合に返金する制度でもありません*1。
返金の対象となる方
返金における合意事項
返金においては以下の事項に合意していただきます。
- 今後の心理臨床の発展のために、クライアント様のプライバシーに十分な配慮を行った上で、事例報告、学会発表などをさせていただく場合がございます
- 返金後も@はあと・くりにっくは上記以外通常の守秘義務を守ります
- 録音物はクライアント様の求めによって消去はいたしかねます
- 前3項以外、双方に一切の権利義務が存続しないことを合意します
- 返金請求は@はあと・くりにっくのカウンセリングは効果がない旨のお申し出であり、その意思表示の時点で当然にカウンセリングは中断になります
- 返金請求書送付後に再びカウンセリングの継続をご希望される場合は、返金額に加えて事務手数料*9をお支払いいただき、それを弊社が確認した時点からご予約いただくことが可能になります
返金の手続き
受付に返金を請求する旨のご連絡をいただきますと、返金請求番号を付与した返金請求用紙をお送りします。 それに記載してご返送ください。 文書受領後、1週間程度で銀行振込により返金いたします。
カウンセリング時に旧姓を使われていた等の理由で、振込先の名義と異なる場合は、領収書のコピーを添付していただくことが必要になります。
(2017年7月8日改定)
*1 カウンセリングにおいて、特定セッションに不満や納得いかない感情をお持ちになる場合がありますが、そのことを表明していただき、きちんとそのことを扱うことが適切なカウンセリングのプロセスの一部です。
*2 特に、カウンセリングはクライアント様とカウンセラーの共同作業ですので、ご希望や疑問、ご不満、カウンセラーの発言でピンとこないことや納得できないこと、進んでいない感じなどをお伝えいただかないと、カウンセラーはその状況に対応できず、共同作業が成り立ちません。 少なくとも返金対象になる3回のセッションの3回目の頭までにそれらの意思表示がない場合は、返金いたしかねます。
*3 カップル(夫婦)カウンセリング等で複数の方が対象の場合、料金の支払者にかかわらず全員が返金の意思表示をしていただくことが必要です。
*4 カップル(夫婦)カウンセリングで、カウンセラーが2名で対応した場合はカウンセラー1名で対応した場合の料金相当額となります。
*5 料金表に記載されている定価以外の料金を適用したセッション(延長料金の一部または除外、オープンルームを利用したことによる値引きも含みます)及びEAPプロバイダーや勤務先企業等が料金の一部または全額を負担したセッションは返金の対象ではありません。 またそれらのセッションは返金の条件である3回にも算入しません。 銀行振込、郵便為替による振込入金も現金とみなします。
*6 通常のカウンセリングでは行わない内容を実行することを別途お約束して行うセッションで、現時点では心理検査のセッションが該当します。
*7 返金制度をご利用の場合は、当方の対応をレビューするためすべてのセッションを録音いたします。 録音を消去することも可能ですが、その場合は返金いたしかねます。